本当の年金額を言わない方がいい理由

親が歩行困難になり老人ホームに入居しました。入居手続きで年金額を聞かれたとき、どうしたらいいでしょうか?

年金はいくらと聞かれたら

老人ホームに入る際、自分だけで手続きはできません。介護保険を利用するにはケアマネに計画書を作ってもらう必要があります。そもそも老人ホームを自分で探す知識はありませんから、老人ホーム探しにケアマネの力を借りる部分は大きく、ケアマネには全幅の信頼を置いていました。

今回、ケアマネから介護の計画書を示されたとき、年金額が多ければ多いなりに、少ないなら少ないなりの計画書を作れるのでは?と気づいてしまったのです。

入居した老人ホームの場合、日中はホールで集まって過ごしているので、それをデイサービスの時間として計画書に記載します。その時間の長さによって全体の金額が変わってきます。例えば、デイサービスの利用時間を一日6時間とするか、一日2時間するかによって、介護計画の合計額がまったく変わるのです。

年金額はあいまいに答えていたものの、私に示された金額のかなり高いものでした。いったんサインをしてしまったのですが、翌日ケアマネに連絡し再度作り直してもらいました。するとサービス内容はまったく変わらないのに金額だけが減りました。背景にはさまざまな事情があると思いますが、実際に経験した事実です。

少なめに言うのがポイント

年金額を聞かれたら、本当の額を言うのではなく、少なめに言うのがポイントだと思います。老人ホームに入居すると、光熱費、洗濯代、おむつ代など、別の経費が請求されます。少なめの金額を言っておかないと年金で払いきれない事態になる可能性があります。

ところで、もうひとつ、知人のケース。月12万円で病院へ入院している高齢者の人がいて、実際の年金額は月9万円だったので、差額の3万円を親類が負担していました。その負担が苦しいので別の病院へ移ると申し出たところ、部屋を替われば同じ病院内でも月9万円でいられることになったそうです。こちらは本当の年金額をいうと利用料が安くなった例です。

まわりの話をきいていると、年金が多い人は多いなりに、少ない人は少ないなりに、それぞれ合うところへ入居できているようです。地域や時期にも差はあると思いますが、2020年いまの段階ではそのようになっていると感じます。

50代の私たちにとって未体験なことの多い介護問題。とりあえず「年金額は少なめに言う」ことだけは頭の隅に置いてくださいね。

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